テレビラジオ日記

テレビやラジオの感想を書こうと思います

BG〜身辺警護人〜 第9話 感想

BG〜身辺警護人〜はテレビ朝日系列で毎週木曜9時に放送されていた木村拓哉さん主演のボディーガードを題材にしたテレビドラマです。

 

第9話では発砲事件に巻き込まれ命を落とした村田課長の名誉を守るため身辺警護課のメンバーが奔走します。

 

 
第9話の個人的に良かった点をまとめてみました。
 
①島崎と息子の電話でのやりとり
木村拓哉さん演じる主人公・島崎章と反抗期の息子・瞬のやり取りが良かったです。
 
瞬「ちゃんと片付けていけよ、いつ死んでもいいように、これ基本」
島崎「何言ってんだよお前、それ俺がお前に言ったことだろ。……いつ死んでもいいってのは無し、俺死なないから」
瞬「……勝手にかえてんじゃねえよ」
父の言葉を聞いてどこか嬉しそうな瞬
 
この場面良かったですね。「ボディーガードはいつ死んでもいいように身の回りを整理しておくことが基本」と語っていた島崎が上川隆也さん演じる村田課長の死を経験して「俺は死なない」と言うように変化したのが嬉しいです。
瞬は反抗期ですが父親を思いやる気持ちが時折垣間見える優しい子です。このドラマの父と子の微笑ましいやりとりにはかなり楽しませてもらいました。
 
ツンデレBG・高梨
斎藤工さん演じる高梨は島崎と同じ日の出警備保障身辺警護課の一員です。身辺警護課が出来たばかりの頃、高梨は島崎に反発していましたが何度も任務をこなしていくうちに絆は深まり、高梨は島崎を信用するようになりました。最終回では怪我をした島崎の見舞いにイチゴを買ってくるという乙女な一面も見せました。
経験豊富な島崎、そして島崎にツンデレな態度をとる高梨のバディは魅力的でした。BGがシリーズ化していけばこのバディはもっと魅力的に進化すると思います。
 
③官民協力の逆転劇
民間のボディーガードVS警視庁のSPという構図を1話からとっていましたが、最終回で村田課長の名誉を守るためにまさかの共闘。非常に熱い展開です。江口洋介さん演じる落合が島崎たちの味方になるのは予想できましたが、まさか落合の部下たちまで協力してくれるとは思いませんでした。落合の人望が伺えて良かったです。あと落合がかつて上司だった村田課長の教えを受け継ぎボイスレコーダーを使用していたのも良かったです。村田課長の名誉は村田課長が遺してきたものによって守られたということですね。
 
 
他にも良いシーンはありましたが、僕が特に良かったと思う展開はこの3つです。視聴率も良かったらしいのでシリーズ化しそうですね。楽しみです。
 
読んでくださりありがとうございました。