テレビラジオ日記

テレビやラジオの感想を書こうと思います

サンドウィッチマンの週間ラジオジャンプ ONE PIECE初代担当編集 浅田貴典 3月24日 感想

今回のゲストはONE PIECE初代担当編集・浅田貴典。現在はキャラクタービジネス室・室長。

漫画雑誌は電車の網棚に追いてあるのを読んでたらしい。集英社に入るまでジャンプを買ったことがなかったとか。浅田が最初に買った単行本はきまぐれオレンジロード

尾田栄一郎との思い出ベスト3

第3位 連載会議に3回落ちた

ONE PIECEは連載会議に3回落ちた。当時、浅田は連載会議に参加していた上司を恨んでたらしい。全員殴り倒す夢を見たとか(笑) ONE PIECEはジャンプで歴代1位か?という伊達の問いに浅田はこう答える。「エヴェレストと富士山を比べても、確かに富士山のほうが低いけど富士山の良さは損なわれないじゃないですか。当たり前ですけど昔に凄い作家さんがいて、それの影響を受けて今の尾田栄一郎があると思うんですよ。鳥山明さんがいなければ尾田さんや岸本さんみたいな遺伝子を受け継いだ人たちは生まれてないので、(ONE PIECEは)凄いんですけど、1番かって言われると漫画家さんってそういう概念なのかなって感じはします」

先人がいるから今がある、ということは忘れちゃダメですよねー。売上に関係なくそれぞれの漫画にそれぞれの魅力があるということですねー。

 

第2位 コミックスの1巻が出た時に書店に張り込んで誰が買うか見てた

どんな人がONE PIECEを買うのか尾田と張り込んで見ていた浅田。中学生ぐらいの男の子が買っていったらしい。それを見て2人でガッツポーズしたらしい。いい話だなあ。伊達もTSUTAYAサンドウィッチマンのDVDを誰かレンタルしないかずっと見てたらしい。誰も借りなかったとか(笑) 浅田は電車でジャンプを読んでる人がいると後ろからそーっと見ており、自分の担当している漫画が飛ばされるとチクショウ!と思うらしい。

 

第1位 Dr.マシリト、新年会でギャフン

Dr.マシリトとはドラゴンボールの編集として有名な鳥嶋さん。鳥嶋はONE PIECEの連載に懐疑的だったらしい。尾田は「もしONE PIECEが上手くいったら『ギャフン』と言ってくださいよ」と鳥嶋に言ったんだとか。で実際にONE PIECEは成功して鳥嶋は新年会で尾田に向かって「ギャフン」と言ったらしい。浅田は当時ONE PIECEを連載させてくれない鳥嶋を恨んでいたが、今は尊敬しかないとのこと。

 

 

 

編集は小さい歯車だと言う浅田。漫画というものは漫画家の功績が100で編集の功績は0だと。控えめな浅田さん。漫画家さんへのリスペクトが凄い。偉ぶってる編集のエピソードはよく聞くけど、そういう人たちとは違いますねー。